オンライン・カレンダー・サービスの kiko が日本語化された。画面右上のメニューから「my settings」をクリック、「LANGUAGE」項目のプルダウン・メニューから「Japanese」を選んで「Save」。少々、待たされた後、kiko のメニュー etc... が日本語化される。
- Kiko Calendar : Blog - Localization, translation, tooltip, and event roll
- Kiko Calendar : Blog - translations
今回の多言語化でサポートされたのは、日本語を含めて 6 言語 (フランス語、ヘブライ語、ポーランド語、ポルトガル語、スペイン語)。現在、ドイツ語とロシア語が準備中とのこと。
wiki ベースの Translation
kiko の試みとして面白いのは、多言語化を wiki を利用してユーザー主体でやってるところ。例えば、次のリンク先には、日本語翻訳の wiki ページがある。
ページには次のような、英文と日本文のセットが並んでいて、ユーザーはこれを編集できる (らしい)。
msgid ", then log in again." msgstr "再度ログインしてください"
拙い訳があれば、進んで修正できるというわけ。
ISO 639.2 (ja とか en とかを定義している規格) にある言語コードなら、(先に挙げた 8 つの言語以外でも) 自由に翻訳を追加することができる。
ぼくが知る限り、wiki ベースで翻訳をさせてしまうウェブ・サービスは初めて。Google Calendar を含めて、海外のオンライン・カレンダーで日本語化されてるサービスもまだないはず。kiko は世界中のユーザーを、他に一歩先んじて手に入れてしまうんじゃないかしらん。
蛇足
kiko は、今回のアップデートで、イベント情報のマウス・ホバーにも対応。30 Boxes よりもこなれてて、ユーザー・インターフェースでも一歩先行く感じ。
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