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2006-02-27

ウェブページとブログ

GoogleGoogle Page Creator を公開した。世間では なにをいまさら とか 「Blogger」を捨てないでほしい という声を聞く。乱暴に言えば、「ウェブページ作成サービスは (ブログ・サービスと比べて) 需要はあるのか」という疑問なのかなぁ。

それで、ぼくは「需要はある」と思う。

ブログは、もともと「ウェブログ (Weblog)」といって、記事が時系列順に並ぶのが特長。そこから、日記として、備忘録として活用されているのは皆さんも知っての通り。ブログ流行の理由は、コメントやトラックバックに求める向きもあるけれど、更新のしやすさ・手軽さにあるでせう。

そのせいか、ブログだと古い記事を書き直すのが億劫に感じる。新しい記事は真っ白な入力フィールドに文章を流し込めばよいけれど、古い記事を修正しようとすると、まずその記事がどこにあるか調べて、次にその記事を編集モードにして、どう直すか考えて、再投稿する。その時、当時の文体・他の段落との整合性も考えなくちゃいけない。それよか、新しい記事を書く方が楽。最新の内容は、新しい記事に書くというのがブログのスタイル。

今までのウェブページって今書いたように、修正作業が面倒だったから、より楽なブログという流れがあるんだと思う。

じゃあ、ウェブページ要らない? いやいや、そう上手くいかないんだよね。

つまり、「ここには常に最新の情報がある」ってページをブログだと作れない。そりゃ、ブログの過去記事を修正すればいいだけだけど、ページにその記事を最初に書いた時の日付が入ってるのって何か変でせう。

そういうアンテナに登録するタイプのページって少いけれど、確実に存在する。

例えば、okanomail さんがいう 個人のプロフィール・ページ。あとは自作ツールの公開ページとか、自社サイトのホームページとか。Blogger で利用するような JavaScript や CSS ファイルを置くのもアリでせう。

きっとこれから、ウェブページ作成サービスは増えるでせう。その時、ウェブページとブログのどちらが適切か、ちょっと考えると幸せになれそうな予感。

# まだ Wiki というのが残ってるけどね :P

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