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2016-03-22

iPad Air 2 と iPad Pro 9.7/12.9 インチのスペック比較

2016-03-22、アップル・イベントにおいて iPad Pro 9.7 インチが発表された。そこで、同じ画面サイズである iPad Air 2 と iPad Pro 9.7 インチ、そして同シリーズの iPad Pro 12.9 インチのスペックを比較してみた。

iPad Air 2 と iPad Pro 9.7 / 12.9 インチの比較

例にって、他者より優れている点を青字にした。

iPad Air 2iPad Pro (9.7)iPad Pro (12.9)
プロセッサーApple A8XApple A9X + M9
メモリー2 GB?4 GB
ディスプレイ9.7 インチ (2048 x 1536)12.9 インチ (2,732 x 2,048)
True Tone ディスプレイYES
解像度264 ppi
バックカメラ8MP12 MP8MP
バックカメラ (ビデオ撮影)1080p HD4K1080p HD
フロントカメラ1.2MP5M ピクセル1.2MP
フロントカメラ (ビデオ撮影)720p HD
Live PhotosYES
ジャイロスコープあり
GPSあり
気圧計あり
指絞認証Touch ID 第1世代Touch ID (第2世代)
NFCあり
Qiなし
高さ240 mm305.7 mm
169.5 mm220.6 mm
厚さ6.1 mm6.9 mm
重量437 g713 g
コネクターLightning コネクター
スピーカー2 個4 個
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac, MIMO
Bluetooth4.04.2
通信3G + 4G (LTE)

あとがき

iPad Pro 9.7 インチは iPad Air 2 と同じサイズ・同じ重さ。iPad Pro 12.9 インチが大きくなった分、初代 iPad クラスに重くなったので、iPad Pro 9.7 インチの重さが前と変わらないのはありがたい。

その他の項目に目を向けると、おおむね iPad Pro の機能を踏襲しているけれども、ディスプレイとカメラが強化されている点が目をひく。ディスプレイにおける True Tone ディスプレイの対応、カメラにおけるピクセル数の増加及び 4K ビデオ撮影対応はその最たるもの。

iPad Air 2 から比べると iPad Pro 9.7 インチは、ディスプレイ・カメラ・スピーカーが強化されて Apple Pencil と Smart Keyboard に対応したことになる。1 年半弱の進化としては、かなりのものじゃないかな!

iPhone 5s と iPhone 6s と iPhone SE のスペック比較

2016-03-22、アップル・イベントにおいて 2 年振りとなる 4 インチ iPhone が発表された。そこで、新しく発表された iPhone SE (4 インチ iPhone) と最新の iPhone 6s、それから最後の 4 インチ・モデルだった iPhone 5s のスペックを比較してみた。

iPhone 5s と iPhone SE と iPhone 6s の比較

例にって、他者より優れている点を青字にした。

iPhone 5siPhone SEiPhone 6s
CPUApple A7 + M7Apple A9 + M9
123.8mm138.3mm
58.6mm67.1mm
厚さ7.6mm7.1mm
重さ112g113g143g
画面サイズ4.0inch4.7inch
ディスプレイ1136x640 (326ppi)1334x750 (326ppi)
3D TouchYES
iSight カメラ8 MP (1080p HD ビデオ)12 MP (4K ビデオ)
FaceTime カメラ1.2 MP (720p HD ビデオ)5 MP (720p HD ビデオ)
Wi-Fi802.11 a/b/g/n802.11 a/b/g/n/ac802.11 a/b/g/n/ac, MIMO
Bluetooth4.04.2
Touch ID第1世代第2世代
NFCYES
気圧計YES

iPhone 5s と iPhone SE では、CPU の性能が 2 倍、GPU の性能が 3 倍になっている。

あとがき

iPhone SE は iPhone 6s から 3D タッチ機能を除いてディスプレイ・サイズを小さくしたもの、と言っていかな? iPhone 6s がわずかに薄いというのは面白い。

iPhone SE と iPhone 5s の間には 2 年の歳月がある。iPhone 5s の Wi-Fi が 802.11ac に対応していなかったというのは軽い驚きを覚えた。iPhone SE になって ApplePay にも対応したけれど、日本ではまだサービスが始まっていない。日本へのサービス・インはいつかな?

ぼくは iPhone 6 Plus を使い始めてから大きな画面に慣れて、iPod Touch (第 6 世代; 4 インチ) のキーボードが「小さすぎる」と思うようになってしまったので、もう iPhone SE には戻れない。1 年前まで 4 インチ iPhone より大きなディスプレイは触っていなかったというのに。自分のことながら、変わるものだと面白く思った。

Apple Events 'Loop You In' まとめ — 新iPhone,iPad

2016-03-22 (火) 午前 2 時からアップル社のイベントが開かれた。新製品として、4 インチ・サイズの iPhone (iPhone SE) と iPad Pro の 9.7 インチ・サイズ版の発表が行なわれた。主なトピックをまとめた。

Apple Watch の値下げと新バンド

Apple Watch Sports の最低価格が $349 から $299 に引き下げられた。$50 の引き下げ。無印 Apple Watch の値段が下がるかどうかは分からない。

新バンド「ウーブンナイロン」が発表された。価格はスポーツバンドと同じ 5,800 円。色は 7 色展開。この他、スポーツバンドやミラネーゼループ・バンドに新色が追加された。

Apple TV — tvOS 9.2

tvOS のアップデート (tvOS 9.2) が今日リリースされる。新機能は以下の通り:

  • Siri を使った文字入力
  • App Store の Siri 対応
  • iCloud Photo Library のサポート
  • Live Photos のサポート
  • フォルダー機能

tvOS のフォルダー機能は嬉しいかもしれない。沢山、アプリやゲームを入れている人なら。

iPhone SE

4 インチ・サイズの iPhone が発表された。名前は iPhone SE。SE が何の略かは分からない。2016-03-24 予約開始、2015-03-31 発売。価格は 16GB モデルが $399、64GB モデルが $499。色はゴールド、シルバー、スペースグレー、ローズゴールドの 4 色展開。性能は iPhone 6s 相当。主要スペックは下記の通り:

  • CPU: A9 + M9
  • カメラ: 12MP (True Tone Flash, 4K ビデオ撮影対応)
  • Touch ID + Apple Pay
  • 802.11 a/b/g/n/ac
  • Bluetooth 4.2

CPU は iPhone 6s が搭載している A9 + M9 チップを採用。M9 モーションプコロセッサーによって、Siri のハンズフリー機能が使えるようになった。

iOS 9.3

iOS 9.3 が今日、リリースされる。新機能は以下の通り:

  • ナイトシフト・モード
  • Notes アプリがパスコード対応
  • Health アプリにおすすめアプリ紹介機能
  • News アプリにトップ・ストーリーとエディターズ・ピックス
  • iPad in Class Room (教育機関向けマルチアカウント対応)

ナイトシフト・モード (Night Shift) はディスプレーの色を暖色系に切り替える機能。夜に明るいブルーライトを見ていると、生体バランスが崩れてしまうのを防ぐ。日の出・日の入の時間をトリガーにオン/オフの切替ができる。

この他、CarPlay 機能も進化したらしい。CapPlay の Apple Music が New や For You に対応したとか。Maps 機能が向上したとか。CapPlay は使っていないのでよく分からない。

iPad Pro 9.7 インチ

9.7 インチ・サイズ (iPad Air 2 と同じサイズ) の iPad Pro が発表された。名前は iPad Pro 9.7 インチ。MacBook Air に 11 インチ・モデルと 13 インチ・モデルがあって、ディスプレイ・サイズの違いだけで区別するように、iPad Pro シリーズもディスプレイ・サイズの違いだけでモデル名を表すっぽい。

2016-03-24 予約開始、2015-03-31 発売。価格は 32GB モデルが $599、128GB モデルが $749、256GB モデルが $899。色はゴールド、シルバー、スペースグレー、ローズゴールドの 4 色展開。主要スペックは下記の通り:

  • ディスプレイ: 9.7 インチ; True Tone ディスプレイ
  • スピーカー: 4 つ
  • CPU: A9X + M9 (Siri ハンズフリーに対応)
  • 背面カメラ: 12MP; 4K ビデオ撮影
  • 前面カメラ: 5MP; HD ビデオ撮影

基本は iPad Pro 12.9 インチのスペックを 9.7 インチ・サイズに入れたものと理解していい。新しい機能は 1 つ。True Tone ディスプレイと呼ばれるもの。4 つの環境光センサーを使って、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を変えるという。同じ色を見ていても、周りの明るさ・色温度によって「人の目」は見た目の印象を変えてしまう。True Tone ディスプレイは、そんな環境の差異を小さくする。

iPad Pro 9.7 インチは Apple Pencil に対応するほか、9.7 インチ専用の Smart Keyboard も発売される。

新社屋

最後に Apple 社の新社屋が発表された。

あとがき

iPhone SE はディスプレイ・サイズが 4 インチで 3D Touch 非対応な iPhone 6s。iPhone 5s から 2 年ぶりとなる 4 インチ・モデルということで、待ってた人も満足なのかな?

iPad Pro 9.7 インチは iPad Pro の小型版と考えると新しさはないけれど、iPad Air 2 の後継と考えると強化ポイントがたくさんあってワクワクする。Twitter の反応とか見てると、クールな受け取られ方していて意外。iPad Air 2 から移った人は戻れなくなる気がすると思うけだけど...

あと、iPad Pro 12.9 インチのリリースから半年も経っていないのに、ディスプレイに新テクノロジー (True Tone ディスプレイ) を導入しているのは凄いと思った。

Apple Event アプリ (for Apple TV) を入れた

Apple TV アプリのおススメに「Apple Events」アプリがあったので入れてみた。

アップル・イベントのストリーミング放送を Apple TV から見られるアプリ。

Untitled

今まで、MacBook Air でストリーミング・サイトを開いて、HDMI ケーブルを Mac からディスプレイに挿して、デュアル・ディスプレイの一方を Apple イベント・ストリーミング再生のために最大化する... ってことをやっていた。

これが Apple TV を起動して、アプリを選ぶだけで見られるようになったんだから、すごく楽。考えてみたら、Apple TV を買ってから初めての Apple Event なので、Apple TV が活躍するのも初めて。いいな、コレ!

Untitled

2016-03-21

最近、オーディオ・チェックに使っている音源 (2016)

先月、友達に「オーディオのリファレンス CD 的なリスト」で「クラシック以外のもの」をリクエストされた。遅くなっちゃったけど、ここ最近利用頻度の高い CD を並べてみる。なお、オーディオ・チェックで昔からよく使っている曲 (ワルター指揮コロンビア交響楽団によるベートーヴェンのコリオラン序曲やノリントン指揮ロンドン・クラシカル・プレーヤーズによるモーツァルトのレクイエムなど; おっとどれもクラシック曲)、オーディオ業界で有名な曲 (イーグルスのホテル・カリフォルニア etc.) は除外した。

Bob Baldwin — Bad

Never Can Say Goodbye
Never Can Say Goodbye

ボブ・ボールドウィンによるマイケル・ジャクソンへのトリビュート・アルバム「Never Can Say Goodbye」から 1 曲目「Bad」。スムース・ジャズにアレンジされたマイケル・ジャクソンの曲を楽しむ。

冒頭のピアノが深い低音を鳴らす。ピアノという楽器の低音の響き、残響の残り方をチェックしている。

S.M.V. — Thunder

Thunder
Thunder

スタンリー・クラーク (Stanley Clarke)、マーカス・ミラー (Marcus Miller)、ヴィクター・ウッテン (Victor Wooten) という三強ベーシストが組んだアルバム。アーティストの S.M.V. はベーシストのファースト・ネームを並べたもの。

これだけ書けば自ずとこのアルバムのコンセプトも見えるというもの。ベーシスト 3 人が時に烈しく、時にメロディアスにベースを鳴らしまくる。どの曲も聴きばえするので、特にお気に入り 2 曲目の「Thunder」を選んだ。

ピアノとは違う、ベース特有の弾けるような低音を聴く。こもらない低音、アタック感、スピード感、をチェックしている。三人の立ち位置が変わらないので、左・中央・右の定位チェックにも使える。低音がちゃんと鳴らせている前提になるけれども。

Eva Cassidy — Tennessee Waltz

Imagine
Imagine

エヴァ・キャシディのアルバム「Imagine」から 8 曲目「Tennessee Waltz」。

ギターとボーカルだけのシンプルな構成。パティ・ペイジのカントリー/ポップスの名曲を歌い上げる。何度、オーディオ・ショップで聴いたか分からない。

オーディオとしてどこに聴きどころがあるのかと言われると難しいのだけど、エヴァの魂を聴け、としか言えない。「I remember the night and the Tennessee Waltz」のくだりで心が震えるか!?

Carol Kidd — When I Dream

All My Tomorrows
All My Tomorrows

キャロル・キッドのアルバム「All My Tomorrows」から 7 曲目「When I Dream」。

こちらもギターとボーカルだけのシンプルな構成。バラードらしいバラード。女性ボーカルに集中することができる。

ボーカルがスッとセンターに立つ。センターの定位をチェックしている。

Hayley Westenra — River of Dreams

Pure
Pure

ヘイリー・ウェステンラのヒット・アルバム「Pure」から 4 曲目「River of Dreams」。この曲は、ヴィヴァルディの四季から「冬」のメロディーをアレンジして詩をつけたもの。

ヒット・アルバムなのでお店や友達が持っている確率が高いし、耳馴れたメロディーなので覚えやすく分かりやすいというのもある。でも、何と言ってもヘイリーの透明感ある (リヴァーヴが適度にかかった) 女声ボーカルの聴きやすさが選ぶ理由。

ヴィヴラートのほとんどかからない女性ボーカルを引き出せているか? 声のハリと芯そして残響をチェックしている。

Michael Jackson — Heal the World

Dangerous (2015)
Dangerous (2015)

マイケル・ジャクソンの名アルバム「Dangerous」から 7 曲目「Heal the World」。

マイケルの歌声をシルキーに表現できれば文句なし。そんなオーディオに到達するのにどれだけの努力が要ることか。少くとも、ぼくはその境地に達していない。マイケルの曲はどれも良く練られているので、お気に入りの曲なら何でもオーディオのリファレンス CD になると思う。「Bad」でも、「In the Closet」でも、「Black or White」でも、「Smile」でも。

「Heal the World」で特に聴くなら曲が始まる前。少女の小さな声。「I think about the generations and...」で始まる語り。これが鮮明に聞こえるか。台詞として聞こえるか。少女の背後から聞こえる子供たちの声は聞きとれるか。何かカッ、カカと落ちた音の素材の質感が伝わるか。というあたりをチェックしている。

風の伝説 from 「《風の谷のナウシカ》から 5 つのメロディー」藤原真理

風-Winds~ナウシカの思い出に捧げる
風-Winds~ナウシカの思い出に捧げる

チェリスト藤原真理のアルバム「風 — Winds 〜 ナウシカの思い出に捧げる」から 1 曲目「風の伝説」。

「風の伝説」は組曲「《風の谷のナウシカ》から 5 つのメロディー」の第 1 曲目 (3 曲目の「レクイエム」も素晴らしい!)。チェロとピアノの二重奏曲。

チェロが空間にポッと現れる。奥行きを含めた空間性を表現できるか、チェロを弾く弦の動きが見えるかをチェックしている。

世界の約束 〜 人生のメリーゴーランド from 「ハウルの動く城」サントラ

ハウルの動く城 サウンドトラック
ハウルの動く城 サウンドトラック

ジブリ映画「ハウルの動く城」のサウンドトラックから 26 曲目「— エンディング — 世界の約束 〜 人生のメリーゴーラウンド」。

主にピアノを伴奏にして歌う倍賞千恵子の「世界の約束」とオーケストラがメインで奏でられる「人生のメリーゴーラウンド」のメドレー。

ピアノ、女性ボーカル、オーケストラが適度なバランスで入っている。一曲で複数の要素をチェックできる。自分のオーディオをチェックするというよりも、店や友達の家でオーディオの素性を知るのに使っている。

The Quidditch World Cup from 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」サントラ

ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ハリー・ポッターと炎のゴブレット

映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のサウンドトラックから 3 曲目「Quidditch World Cup」。

映画では、曲名の通り「クィディッチ・ワールド・カップ」のオープニングでかかった。ワールドカップと名付けるだけあって、祝祭的な派手な楽曲。

花火をイメージさせる太鼓の音に注目。音の立ち上がりがハッキリしているかをチェックしている。

Why So Serious? from 「ダークナイト」サントラ

The DARK KNIGHT
The DARK KNIGHT

映画「ダークナイト」のサウンドトラックから 1 曲目「Why So Serious?」。

前後左右と動き回る音。打ち出されるピアノの低音。時計の針の音のように聞こえるスティック音。オーディオ・チェックの要素にこと欠かない。

こと 3 分 27 秒から 4 分前半で低音の「音階」が聞きとれるかどうかは、オーディオの低音チェックにもってこい。

Bounce Bounce from 「SILFRA」Hahn and Bertelmann

Silfra
Silfra

クラシック界の女流ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンがハウシュカと組んだ異色アルバム「Silfra」。ハウシュカ (Hauschka; Volker Bertelmann の別名) はドイツの作曲家でプリペアード・ピアノの奏者。プリペアード・ピアノはピアノの弦に木や金属を挟んで音色を音程を変えたピアノ。

ジャンルは現代音楽。聴く人を選ぶ。ハーンが弾いているからと、普通のクラシック音楽を期待して聴くとかなり驚く。どちらかと言えばピンク・フロイドとかが好きな人向けかも。

プリペアード・ピアノというピアノらしくないピアノの響き、広い空間に (ミキシングによって?) 配置される音の動きを聴く。曲単位ではなく、アルバムを通して「楽しむ」アルバム。なので一曲だけ選ぶことはしたくない。しいて言うなら、2 曲目の「Bounce Bounce」かな。音が弾ね回り、動き回る姿を見て、面白いと思えれば...

オーディオ・セッティングを終えた後、最終確認として流して楽しんでる。

あとがき

以上 11 曲。オーディオ向け楽曲の簡単な紹介と、自分がオーディオ・チェックで気にかけている点を挙げてみた。

ダークナイトのサントラやボールドウィンの「Bad」のように初めて聴いた時からオーディオ・チェックに使えると思った曲もあれば、ヘイリーの「River of Dreams」やハリー・ポッターのサントラのように CD を持っていたけどオーディオ・チェックに使えると後になって気づいた曲もある。キャロル・キッドの「When I Dream」やハウルのサントラのように人から教えてもらった曲もあれば、風の伝説やシルフラのように Apple Music で出会った曲もある。

このエントリーが、見知らぬ一曲を知る一助になれば嬉しい。

see also.

2016-03-11

Moneytree で三菱東京 UFJ 銀行の明細が取得できなかった件 (解決方法)

オンライン家計簿 Moneytree で三菱東京 UFJ 銀行の明細取得にここ最近失敗していた。最近ってのは、1〜2 週間。2016 年 2 月末頃からかな? よく覚えていないけど。

Moneytree の画面には「直接ログインしてください」と出る。

三菱東京 UFJ 銀行でこういうメッセージが出ることは良くある。普段は Safari で三菱東京 UFJ 銀行のオンライン画面にログインすると、未読のメッセージが残っているので、既読にする。これだけで明細取得ができるようになっていた。

ところが、今回は未読のメッセージがない。どこにも、ぼくが確認したり、アクションできる要素がない。

困った。

解決編

Moneytree のヘルプをよく読んでみた。

上記を行っても、改善しないようでしたら、三菱東京ダイレクトにログイン後、 「クレジットカード」のページへ行っていただきますと「オンラインご利用明細切替サービス」の登録を必要とするページがあるかと思います。

三菱東京UFJ銀行に接続できない – Moneytree より引用

コレ!

三菱東京 UFJ 銀行のオンライン画面にログインした後、「クレジットカード」の項目を開いて「オンラインご利用明細切替サービス」の手続きを行なった。

これでようやく Moneytree が三菱東京 UFJ 銀行の明細をダウンロードしてくれるようになった。

よかった、よかった。

2016-03-10

Kindle Paperwhite でピンチイン/ピンチアウトすると文字の大きさを変えられる

Kindle シリーズ (電子ペーパーを使っている方) でピンチイン/ピンチアウトすると、文字の大きさを変えられる。ピンチインで小さく、ピンチアウトで大きくできる。下の写真はピンチアウトしたところ。

Kindle

丁度、文字サイズが変わってる途中なので小さな文字と大きな文字の両方が見えている (タマタマだけど、面白い写真が撮れた!)。画面の上方にフォントサイズの一覧が現れる。今回は下から 2 番目のサイズに変更したんだね。ちなみに、このフォントサイズ一覧で直接文字サイズを変えることも可能。例えば、このフォントサイズ一覧が出ている間に一番右の「Aa」をタップすると、一番大きなサイズに変更できる。段階を飛ばしてフォントサイズを変更したい時は、二度・三度とピンチしなくて良いので便利。

あとがき

会社の友達と Kindle の話をしていた時に教えてもらった。Kindle Paperwhite は 2012 年に購入して使い続けていたけれど、こんな機能があるとは知らなかった。無印 Kindle や Kindle Voyage でも同じ機能が使えると思う。

2016-03-09

Swift で複数ファイルのコンパイルを行なう

Swift ではスクリプト・ファイルのような実行が可能。

例えば Hello.swift というファイルを次のように書いてみる。

#!/usr/bin/env swift

print("Hello, World!")

これを swift コマンドで実行する。

$ swift --version
Apple Swift version 2.1.1 (swiftlang-700.1.101.15 clang-700.1.81)
Target: x86_64-apple-darwin15.3.0
$ swift Hello.swift
Hello, World!

実行権限を付けることも可能。

$ chmod +x Hello.swift
$ ./Hello.swift
Hello, World!

複数ファイルのコンパイル

Swift は swiftc コマンドを使ってコンパイルを行なうこともできる。スクリプト実行より高速になることと、複数の Swift スクリプトを一つの実行ファイルにまとめられる点がメリット。

この場合、main.swift というファイルが起点になる点に注意。

あと、ぼくが試した時は -sdk フラグに SDK のパスを指定する必要があった。少しハマったので、Makefile をここに写しておく。実行ファイル名は foo。

OUTPUT = foo

SDKPATH = `xcrun --show-sdk-path --sdk macosx`
SWIFTFLAGS = -sdk $(SDKPATH)
SOURCES = main.swift Foo.swift Bar.swift
SWIFTC = /usr/bin/swiftc

$(OUTPUT): $(SOURCES)
 $(SWIFTC) $(SWIFTFLAGS) $^ -o $@

あとがき

Swift で書くスクリプト言語については、まだ興味を持った程度。少しずつ学んでいくつもり。